徒然なる星空めぐり

Yahooブログ閉鎖に伴い引っ越してきました。まだまだ良く分かりませんが気の向くままに星空をご紹介していきますのでどうぞよろしく!

2008年05月

27日の木星と土星

先日の木星を再処理しました♪

夕焼け:吉野弘

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いつものことだが 電車は満員だった。
そして いつものことだが
若者と娘が腰をおろし としよりが立っていた。
うつむいていた娘が立って としよりに席をゆずった。
そそくさととしよりがすわった。
礼も言わずにとしよりは次の駅で降りた。

娘はすわった。
別のとしよりが娘の前に 横あいから押されてきた。
娘はうつむいた。
しかし また立って 席を そのとしよりにゆずった。
としよりは次の駅で礼を言って降りた。

娘はすわった。
二度あることは と言うとおり
別のとしよりが娘の前に 押し出された。
かわいそうに 娘はうつむいて そして今度は席を立たなかった。
次の駅も
次の駅も
下唇をキュッとかんで からだをこわばらせて――。
ぼくは電車を降りた。

固くなってうつむいて 娘はどこまで行ったろう。
やさしい心の持ち主は いつでもどこでも
われにもあらず受難者となる。
なぜって
やさしい心の持ち主は 他人のつらさを自分のつらさのように
感じるから。
やさしい心に責められながら 娘はどこまでゆけるだろう。
下唇をかんで つらい気持ちで 美しい夕焼けも見ないで。

吉野 弘

この娘さんのやさしい心が痛いほど良く分かる。



いつもご訪問ありがとうございます♪ご訪問・レコメまったくできていなくて申し訳ございません♪

27日早朝の木星

 25日は夜明けまで晴れを待ちましたが、結局撮影に掛かるところで
 完全に曇られてしまいました。ところが翌26日は夜に激しい雨の
 あと夜半から急に晴れ間が拡がりました。

 こうなると昨夜のリベンジをするのが天文屋の性です(^^ヾ

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肉眼では晴れ渡った空に見えますが気流が良くありません。
幾らピントを合わせてもぴったりになりませんでした。




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上から10分後の画像です。少し拡大率を上げました。
夜明けと共に気流は改善傾向でしたがこれ以上は仕事に差し支えます。
それにこの時間ではもう空がかなり明るくなっています。




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拡大率を少し小さくして、本体を明るく処理して衛星イオも写してみました。
左側の小さなポチが衛星イオです。分かりますか?
望遠鏡を肉眼で覗いた時には丁度このような色合いに見えます。
 あろうことか週の仕事はじめの真夜中に久々の快晴です♪
 ところがどうも気流が思わしくありません。
 どうやってもピントがスッキリとは合わないのです。
 でも雲に邪魔されないだけ明るい木星が撮影出来ました。
 模様の詳細はよく分かりませんが前回掲載分より180度ほど回転した
 木星表面の姿です。何とか模様を写そうとじっと見ていたらすっかり
 朝になってしまいました。
 そんな訳で今日のBGMは朝に因んだ曲です。

 ご訪問・レコメが遅れていて申し訳ありません<(_ _)>


ワイルドフラワー:ポピー

画像はクリックすると大きくなります。

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天文家でありかつ詩人のメローペさんの記事にこんな素敵な詩を見つけた。
 恥かしがりやなのか、自分で直接愛を伝えられない花達は
 青春の生命を燃やし美しく着飾り香水をつけ、
 虫達を誘い受粉を依頼する。
 彼女達は1日たりとも、子孫繁栄の努力を惜しむことはない。
 君知るや、花達の青春の短い時間を。




詩人吉野 弘さんの詩にも
命を讃えるこんな歌があった。

 生命は

 生命は
 自分自身だけでは完結できないように
 つくられているらしい

 花も
 めしべとおしべが揃っているだけでは
 不充分で
 虫や風が訪れて
 めしべとおしべを仲立ちする

 生命は
 その中に欠如を抱き
 それを他者から満たしてもらうのだ
 
 世界は多分
 他者の総和

 …(中略)

 花が咲いている
 すぐ近くまで
 虻(あぶ)の姿をした他者が
 光をまとって飛んできている

 私も  あるとき
 誰かのための虻(あぶ)だったろう

 あなたも  あるとき
 私のための風だったかもしれない



自然はなんと素晴らしいのであろう♪

世界は多分 他者の総和・・・ 皆一人で生きているのではなく、助け合って生きているんだ・・



http://media.imeem.com/m/zodqxDvx-G
 これらの詩に感動して、この前撮ったワイルドフラワーの
 写真を見ていたら急にクイーンのこの曲が聴きたくなった。

今シーズン初木星:Jupiter

雲の切れ間から今期初の木星を撮りました♪

21日の月

雲間からようやく丸い月が顔を覗かせました♪

お台場の夜景 (2):大観覧車

遠くでパレットタウンの大観覧車が廻っていました♪




 パレットタウンのシンボルとも言える大観覧車。
 その高さは115m。
 砲台のあった公園から見るとまるで夜空に上がる花火のようです。
観覧車のデータはこちらです。


お台場の夜景(1)

夜になると曇ります。夜景でも楽しみましょう♪

クリックすると拡大します。
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フジテレビ前の湾内を色とりどりの屋形船が行き交います。

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ライトアップされたレインボーブリッジの光が星の瞬きのようです。

嘉永6年(1853年)、ペリー艦隊が来航して幕府に開国要求を迫る。
これに脅威を感じた幕府は、江戸の直接防衛のために伊豆代官の江川太郎左衛門
に命じて、洋式の海上砲台を建設させる。
工事は急ピッチで進められ、砲台は翌1854年にペリーが2度目の来航をするまで
に一部は完成し、品川台場(品海砲台)と呼ばれた。
ペリー艦隊は品川沖まできたが、この砲台のおかげで横浜まで引き返し、そこで
ペリーが上陸することになった。台場は石垣で囲まれた正方形や五角形の洋式砲
台で、海上に第一台場から第七台場が(このうち第七台場は未完成)、また品川
の御殿山のふもとに御殿山下台場の合計8つの台場が建設された。
この砲台は、十字砲火に対応しており、敵船を正面から砲撃するだけではなく、
側面からも攻撃を加えることで敵船の損傷を激しくすることを狙ったものである。
2度目の黒船来襲に対し、幕府はこの品川台場建設を急がせたが、結局この砲台は
一度も火を噴くことなく開国することとなった。
                        wikiペディアより引用

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http://tunes2.blog-tunes.com/EasyListenning/ronkon/ronkon.swf?v=30&s=on&t=1

今は若者で賑わうお台場にもこういう歴史があったんですね♪


15日の土星

2週間ぶりに土星画像を1枚仕上げました。

3週間ぶりの月

3週間ぶりに薄雲を通して月が顔を覗かせました♪
Author

シュミット

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