徒然なる星空めぐり

Yahooブログ閉鎖に伴い引っ越してきました。まだまだ良く分かりませんが気の向くままに星空をご紹介していきますのでどうぞよろしく!

2012年03月

蠍(さそり)座 アンタレス付近

今日(29日)はぽかぽかした良い天気に恵まれ
夜の惑星(火星&土星)撮影をとても楽しみにしていました。
なぜなら今年に入って最も気流が安定しそうだったのです。
しかし夕方になると意地悪な雲がモクモクと湧いて来て
早々に月を朧にし、火星を隠し、土星に至っては
全く見えなくなりました。

仕方がないので先日撮影したアンタレス付近の画像処理をしながら
 
9107e817.jpg

 (前回掲載のJPEG1枚元画像)
 
雲の切れ目を待ちましたが、遂に晴れてはくれませんでした。
次の機会を待つしかありません。
 
火星がどんどん遠くに行っちゃうよ~♪
 
 

というわけで、
アンタレス付近
 
1ffaa9c4.jpg

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2012/3/25 03:55-04:17
CanonEOS KissX5(天然冷却-5℃) EF70-200mm F4L 73mm F4
180sec×4 300sec×2 ISO1600 VixenGP赤道儀 ノータッチガイド

 
3分4枚と5分2枚。合計22分の画像を処理しました。
露出が全然足りないし、ダークもフラットも撮っていないので
PSCS5(フォトショップ)だけを使って仕上げました。
色彩を強調したら星に青ハロが出てしまいました。
その上見慣れない赤いハレーションがポツンと表れました。
これは一体何でしょう??
 
仕上げにFlat Aideも試させてもらいましたが、設定値がおかしいのか
今回はその効果を発揮することが出来ませんでした。
このような光害カブリや背景ムラのある元画像はやはり途中の段階で
もう少し手を加えないとダメなんでしょうね。
でも他はすべてJpegでこれは唯一RAW画像なので
遠征がボウズにならなくて良かったと思うことにします(^^ヾ
 
何か良いお知恵があれば是非ご教授願います。
 
結局今回も
”なんちゃってアントワネット”

になっちゃいました(^_^;)
 

31日追記
ぴんたんさんに親切なコメント頂いたので、
さっそく新しいFlat AideVer2.3の青ハロ低減処理を試してみました。
 
78b49e47.jpg

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フラットは、元画像をもう少し調整する必要がありますが、
  見事に青ハロがなくなりました。
・・・・・ついでに赤いハレーションにも隠れてもらいました(^^ヾ 
 
ぴんたんさん、
素晴らしいソフトの開発、本当に有難うございます! 
 
BGM:Bob James & Earl Klugh- Secret wishes 

しし座の超新星 SN2012aw in M95

今回遠征の最大の目的は
この星の撮影でした。
 
4758f57c.jpg

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2012/3/25 3:07(JST)
Celestron C8  with about0.7Xreducer Canon EOS_KissX2
Tv:604sec ISO1600 One Shot JPEG(^^ヾ
 

  つい先日の3月16日、
火星のすぐそばのM95という小さな系外銀河で
13等星程度の超新星が発見されました。
名前は”SuperNova2012aw”
先月の撮影画像ではなかったそうですから、
地球に届いたばかりの光ということになります。
 
超新星は地球から見ると新しい星ですが、
実際には大きな星の終焉の爆発の姿です。
3700万年前に起こった星の爆発の光が地球に届いたのです。
 
M95自体が大変小さく見える系外銀河ですから、
しっかり写すには長焦点の望遠鏡が必要となります。
そこで調整も不十分ですがぶっつけ本番で、
先日買ったばかりのC8の登場となった訳です。
 
RAWでしっかり撮った積りでしたが、帰ってきて見るとJpegでしたので
とりあえず速報版で1枚画像でのご紹介です。
 
獅子が頭を下に向けて沈む寸前だったので、
構図がズレて対象が真ん中に入っていないのはご愛嬌として
星が肥大しているのはピントやスケアリングの調整不足に加えて
シーイングの悪さもあると思います。
何しろ火星でピントを確認したら、像が揺らいで
火星の撮影を諦めたほどでした。
 
詳しくはナショナルジオグラフィックの
ご覧ください。
 
そんな失敗をしながらも何とかM95の独特な形状と
超新星の姿を捉えることが出来て良かったです。
ちなみに本来の構図は右側が北になります。
 
その他の画像はJPEGですがもう少し頑張って
処理をしますのでしばらくお待ち願います。
 
 
BGM:Milky Way over Japan 2012 Spring #TimeLapse

金星・月・木星の華麗なショー

今夜帰宅する時に駅のコンコースで何やら人だかりが
出来ていました。みんな西の空に携帯やiphoneを向けて
何かを撮っています。
あれは金星だ、いや火星だ、いやUFOじゃないの?
みんな撮影された画像を見ながら楽しげに話しています。
 
そうです!

今夜は金星・月・木星が一列に並ぶ天体ショー
が見られたのです。
 
 
一般の人が星に興味を持ってもらえて嬉しくなって
私も急いで家路に向かいました。
 


例によってマンションの非常階段を駆け上り
最初に撮った1枚です。
 
67a55ea7.jpg

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19:51 CanonEOS_7D EFS18-135mm 18mm F3.5 1sec ISO800
あいにく木星が雲に隠されそうで良く見えません。
 
 
仕方がないので月を拡大撮影してみました。
3e1991cb.jpg

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19:52 CanonEOS_7D EFS18-135mm 135mm F5.6 1/50sec ISO400
画像の中心部を等倍切り出ししました。
 
今度は月が雲に隠されたので冬の星団撮影です。 
 
78dae530.jpg

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19:53 CanonEOS_7D EFS18-135mm 18mm F3.5 5sec ISO800
 
 
そうこうしているうちにだんだん雲が切れはじめました。
金星・月・木星が縦に並んだ
ところを撮りました。
 
573123cc.jpg

19:58 CanonEOS_7D EFS18-135mm 85mm F5.6 5sec ISO400
月の地球照も綺麗ですね~。
 
 
8時を回ったところでようやく雲がどいてくれました。
金星・月・木星の華麗なショー
 
54bf140a.jpg

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20:03 CanonEOS_7D EFS18-135mm 29mm F4 2sec ISO400
 
 
今回はカメラレンズだけで撮る天体写真のご紹介も兼ねました。
望遠鏡がなくてもこのような画像は撮れますから、画像に記載の
データを参考にしていただければ幸いです。
 
まだ前の記事にコメントも出来ていないし、訪問・コメントも遅れて
いるのに記事をアップしてすみません。
 
何しろこういう現象は新鮮さが命ですから(^^ヾ
BGM:Chuck Mangione - Feels So Good with Vocal

晴れました♪ 出かけて来ました(*^^)v

土曜日は夕方までスッキリしない天気でした。
でもGPVのお告げは夜から晴れ!
どこに出かけようと思案している時に、職場の同僚から電話です。
急なご不幸とのことで、週明けの仕事の段取りなどを色々
手配していたら夕方になってしまいました。
 
急な用事がひと段落して、念のため
とりぷるあいさんに確認すると既にガリバーに向かっているとのこと。
私もガリバー行き決定です。
準備不足のまま慌てて午後6時を回って出発したら道路は大渋滞。
予算消化のための道路工事の影響でわずか10km先の調布インターに
乗るのに1時間以上かかってしまいました。その上八王子インター手前で
車線規制のための渋滞もあり現地到着は午後9時を回ってしまいました。
もう皆さん到着されて思い思いの対象を撮影されたり、
ドブで満天の星空を堪能されていました。
 
今回はC8による長焦点の系外銀河狙いが目的でした。
ついでに雲が多ければ惑星へ切り替えるつもりでした(^^ヾ
天気の悪い日にこつこつと親子亀の架台を作りガイド鏡を載せました。
b3085482.jpg

2012/3/25 5:03 撤収中の機材 まだ薄暗いのに昼間のようです。
CanonEOS_Kissx5 EF70-200 F4L 84mm 露出10秒 ISO800 気温-5℃

しかしすべてがぶっつけ本番になってしまったため結果は・・・・。
導入に手こずり、ピントがしっかり合わず、シーイングの影響でガイドも不十分
おまけにまたJpegで撮影してしまって散々な結果となりました。
その画像は処理が終わり次第記事にします。
 
ポタ赤も持参して余裕があれば星景写真でもと思っていましたが
そんな余裕は午前3時までありませんでした。
それでも何とか富士山にかかる濃い天の川を眺めならがだいぶ昇ってきた
さそり座のアンタレス周辺をノータッチで撮影しました。
 
f0ce69f4.jpg

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2012/3/25 3:55 さそり座中心部 アンタレス付近
CanonEOS_Kissx5 EF70-200 F4L 73mm 露出178秒 ISO800 気温-5℃
これは1枚画像ですが、何枚か撮ったので
後ほど仕上げてみようと思います。
 
 
そして既に薄明になってしまいましたが、
ようやくギャラッド彗星ゲットしました。
e8561764.jpg

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 2012/3/25 4:42 大熊座M81,M82と並ぶギャラッド彗星
CanonEOS_Kissx5 EF70-200 F4L 73mm f4 露出178秒 ISO800 気温-5℃
 
もう少しアップで撮りたかったのですが、
撮影中に薄明を迎えてしまいました。
 
 
 
撤収中に富士山にピンク色の雲がかかりとても綺麗でしたよ。
8a4fe4ea.jpg

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2012/3/25 5:43 
CanonEOS_Kissx5 SIGMA DC17-70mm MACRO HSM 38mm 1/200秒 ISO800
 
富士山の横から昇る眩しい朝日に
見送られてガリバーをあとにしました。
fcefd184.jpg

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2012/3/25 6:50 
CanonEOS_Kissx5 SIGMA DC17-70mm MACRO HSM 17mm 1/400秒 ISO200

 
写真の成果は乏しくても満天の星空を一晩中
眺められたのは何よりの心の栄養になりました。
とりぷるあいさん、今回も有難うございました。
 
BGM:What a Wonderful World- LOUIS ARMSTRONG
 
 

三浦海岸の河津桜と菜の花

絶好の行楽日和となった春分の日に、横須賀の実家が
檀家となっている寺でお彼岸の法要がありました。
今年は寒さで開花が遅れたため、三浦海岸の河津桜祭りが
1週間延長されたので、足を伸ばして見てきました。
盛りは少し過ぎたとはいえ、ここだけは春爛漫。
駐車場は既にいっぱいだったので、路肩にクルマを
ちょっとだけ止めて急いで撮影してきました。
 
84480be9.jpg

 
8815ad91.jpg

 
2ac6c0e8.jpg

 
見事な河津桜と菜の花の競演も楽しむことが出来ました。
2799600e.jpg

 
 
97333e93.jpg

写真はすべてコンデジFujifilm FinePix F300EXRのオートで撮影しました。
 
 
皆様へ春のお届け物ですよ~(*^^)v
 
 

太陽撮影フィルターあれこれ

東日本大震災からちょうど1年の11日(日)は東京も晴れ間が見えました。
丁度話題の黒点が見えているということで、さっそく望遠鏡を向けてみました。
しかしTVを見ても、新聞を読んでも当時の想像を絶する大惨事を
思い起こして記事を書く気になれず今頃になってしまいました。

 
この日に各種フィルターで太陽を撮影したのでその結果のご紹介です。
 
511fa423.jpg

左上のガラスメッキフィルターは今回は使いません。
 
望遠鏡はminiBORG60EDに1.4Xエクステンダーをつけました。
カメラはCanon EOS7D TV:1/800sec ISO100 でWBは太陽光です。
画像は撮ったそのまま。
色合いも表現するため色調はまったくいじっていません。
 
 
 
(1)アストロソーラーフィルター
 
dbfbda28.jpg

望遠鏡の口径にあわせて3種類作ってあります。
左から60mmのミニボーグ用、80mm用、110~120mm用です。
右の2つは100均で買ったケーキ用の器で保管していて、
蓋を外すとそのまま鏡筒に装着できます。
 
このうち1番左側のフィルターをミニボーグに被せて撮影した太陽。
d772c9d1.jpg

 長年の酷使で小さな光漏れがあるためかコントラストが低いようです。
 
 

(2)新しく購入したマルミのND100000(58mm)
 
e564f2b7.jpg

5月の金環食用に各社から発売されていますが発色が自然という評価で
値段も一番手頃でしたのでミニボーグやカメラレンズ用に購入しました。
 
こちら(↓)がその画像です。
 
43041bae.jpg


確かに殆ど発色がモノクロに近い感じになります。
62mmのステップダウンリングを併用すると望遠鏡にピッタリ取り付けできます。
58mmはキットのカメラレンズにはそのまま取り付け出来ます。
 
 
 
(3)自作ガラスメッキフィルター
 
  アストロソーラーフィルターで色々な鏡筒に合うようにフィルターを作ったので
  その残りを有効活用するためにジャンクのガラスフィルターに挟むことを思いつきました。
  フィルターの内径に合わせてコンパスカッターで丸く切り抜くだけです。
 
1b776e30.jpg


  3分クッキング以下で出来てしまいます(*^^)v
  
これをレンズプロテクターと持ち合わせのUVフィルターで挟んでみました。
f5ea0d9a.jpg

 
d397fdd0.jpg

 
 
 
 
  これでどんな太陽が撮れるのかと思ったら・・・
 
40c706c6.jpg

  ちょっと青味がかりますが、思いの外自然な感じに撮れました。
これならND100000をわざわざ買う必要がなかったかも・・(^^ヾ
  

  今回はこの
自作ガラスメッキフィルターで
撮影した太陽
を少し大きくして処理してみました。
 
 
 
 
 
 
91ecfbea.jpg

クリックすると大きくなります(↑) 
 
 
皆さんもお一つ如何でしょうか?
  ジャンクのフィルターが見つからなければ
ロワジャパンのフィルターなどでも良いと思います。
 
 
撮影中、夏場なら暑くてこたえてしまいますが、
改めて太陽はこんなにも温かいんだなと
その恩恵に妙に感じ入ってしまいました。
 
BGM:LOVE ME WITH ALL YOUR HEART (太陽は燃えている) - Engelbert Humperdinck

日本最古の星野写真の発見

昨日こんな嬉しいニュースが飛び込んできました。
↑クリックすると記事が読めます。
 
ALPOのメンバーでもある渡部潤一教授が開かれた
国立天文台アーカイブ室(現在は縣秀彦室長)の活動で
国立天文台が麻布にあった頃(19世紀末から20世紀初め)の
写真乾板が関東大震災や戦災を免れて437枚も見つかったそうです。
 
上のリンク先の記事の画像を拡大してみると周辺星像は
やや肥大していますが、今のデジタル時代とは全く異なり、
当時の写真技術からすれば相当な努力の賜物と感じます。
 
 
因みにこちらが記事に掲載されていた
オリオン大星雲のネガ
です。
4ac38124.jpg

(横幅560ピクセルにリサイズ)
この画像は今から96年前の1916年に撮影されたものだそうです。
 
これをポジにするとこうなります。
 
819127e7.jpg

 

原版のサイズで少し画像処理
をするとこうなります。
8b4d20c9.jpg

クリックすると原寸サイズになります(↑)

この時代に3時間露出1枚でこれだけの画像を得られるとは驚異的です。
そして東京の空もこんなに暗かったということが実感できます。
そして何よりも日清、日露戦争から第一次世界大戦中の戦乱の世の中
にあってこうして純粋に星を見つめていた先達がいらしたことが嬉しいです。
 
BGM:When I wish Upon a Star  Billy Joel 
天気の悪い週末に明るいニュースをお届けしました。

14日の火星

ようやく火星らしい画像をGet!
 
 
昼間は晴れていても夜になると雲に覆われる東京です。
環八雲の影響もあるのでしょうか?
昨夜も金星と木星のランデブーを見上げながら
帰宅するとすっかり曇天でした。
サッカーを見ながら時折ベランダをチェックすると
午後10時過ぎから雲が切れ始めました。
風もなく絶好の撮影日和です。

 
10時半から12時過ぎまで数シーケンス粘りました。
いつもはバローレンズによる拡大ですが、今回は
アイピースを使って更に拡大率を上げました。
ようやくC8の能力を発揮した火星を撮影することが出来ました。

 
2356d4d9.jpg

 
連日の夜更かしで処理するのが遅くなってしまいました。
いつもこれ位撮影出来ると良いのですが、なかなかそうは
問屋が卸してくれませんね。
とりあえず1枚だけ処理したみましたので残りの画像は
あとでじっくり処理してみます。
 
こちらが同じ時間の「火星くるくる」による参考画像です。
 
33fbb4ef.jpg


今日も撮影日和ですが、
さすがに体力が持たないのでお休みです(^^ヾ

12日の火星、13日の土星

11日は言葉に出来ない程、鎮魂の想いで過しました。
自然の脅威があれほどまで凄いのか・・
政府や東電の対応がなぜあれほどまで歯がゆいのか・・
今こそ全国民が一体となって復興に力を合わせる時なのに
なぜ利己主義の保身に走って協力しない輩が出てくるのか・・
こんな時だから超法規的にことに当って欲しいのに
法律に則りと敢えて言う政治家・・・
記事を書こうと思いましたが万感が去来し言葉になりませんでした。
ともかく1日も早く被災された方々の復興を願わずにはいられません。
 
そんな想いで黙祷の後、日曜の昼間に雲間から顔を見せた
太陽を撮影しましたが、その記事は別立てで後ほどご紹介します。
 


1夜あけて昨夜は久しぶりに快晴になりました。
木枯らしのような北風が時折強く吹きましたが、ブログもせずに
帰宅してからずっとベランダで火星を撮影していました。
シーイングが悪く加えて強風で火星が画面を踊っていますが
自宅マンションの庇かすめて姿を現したばかりの火星です。
 
12日の火星
3aff221a.jpg

 
木製架台が風で揺られて撮影は困難を極めましたが何とか
C8でアキダリアの海など代表的な模様を写すことが出来ました。
 
 
「火星くるくる」による同時刻の参考画像です。
9febac3d.jpg

 
いつの間にか北極冠が小さくなり撮影アングルを間違えました。
この後更に何枚か撮影しましたが、処理はこれからしてみます。
 
午前1時を過ぎて翌日の勤務が気になったので鏡筒を
片付けようとしたら今度は土星が姿を現しました。
 
 

 
13日の土星
 
5cd00ded.jpg

 
 
 
こちらの方がエアコンによる乱気流等が少ないようで、
カシニの空隙は明瞭ではありませんが、シーイングが悪い割には
比較的安定した姿を見せてくれました。
 
 
今は天気が良ければ夕暮れの中で西の空に
木星と金星のツーショットが見られます。
地球から見られる最も明るい二つの星の競演を
是非お楽しみください。

 
 
BGM:Meditation ~ Kenny G ~ One Breath

再処理のバラ星雲と本物の薔薇

これだけ天気が悪いとブログの意欲も低下してしまいますね~
 
ちょっとサボり気味でスミマセンm(_ _)m。
 
ネタがないので、またまた昨年
撮影した画像の再処理をしてみました。

 
バラ星雲(NGC2237-9,46)
 
972510bf.jpg

クリックすると大きくなります(↑)
 
露出オーバーで星が肥大していますが、
星マスクの仕方を忘れてしまいました(^^ヾ
T-Fixさんに頂いたコメントで少し青味を抑えてみました。
星雲の色って本当に微妙で難しいですね~(^^ヾ
 
2011/1/8 03:01-3:33 育樹記念広場
Capri80EDkai BORG0.85DG・L(7887) Canon EOS_KissX2(seo-sp2)
300X1 600secX3 composite ISO1600
NGC2237~39,46
赤経 06h 30m 3.0s (2000.0) 赤緯 +05°03’00" (2000.0)     
見かけサイズ 60' 距離 4600光年
 
 
11月26日に撮影したバラ星雲
 
9d009a19.jpg

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2011/11/26 04:10-04:30
CAPRI80EDKai BORG0.85DG・L(7887)
Canon EOS_Kiss X2(SEO-SP2)
300sec×4 composite ISO1600 3×3ソフトビニング 
 
こちらの方がピントやガイドが良好のようです。
青味をあえて抑えて処理しました。
 

 
こちらは先月、茨城フラワーパーク撮影した
本物の薔薇
 
e8620425.jpg

クリックすると大きくなります(↑)
2012/02/05
FinePix F300EXR 9mm Program Auto
F4.3 Tv:1/75sec ISO200 
 
コンデジのお手軽撮影ですが、やはり地上のバラも綺麗ですね。
帰りにJALの皆さんにお馴染みの小野小町の里の近くも通ってきました。
光害地と言われていますが、世田谷と比べたら別天地のように見えました。
こんな天気では全然バラ色の人生ではないけど・・・・
今回のBGMはこれ(↓)にしました。
 
BGM:la vie en rose - Lisa Ono
 
それでは皆様、どうぞ良い週末を~♪

Author

シュミット

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