育樹での対象をようやく2つ処理できたのでご報告します。
本当は違う対象を撮るつもり、しかも久しぶりの遠征だったので
一番使い慣れたCAPRI80EDを持参したのですが、PCの電源アダプター
一番使い慣れたCAPRI80EDを持参したのですが、PCの電源アダプター
やコードを忘れて来てしまったのでminiBORG60EDに切り替え
ノータッチで秋の主要な対象を撮影することにしました。
ノータッチで秋の主要な対象を撮影することにしました。
ノータッチはガイドが上手く行かなかった頃何度もしているので
実はあまり嫌いではないのです。最初の極軸設定と
実はあまり嫌いではないのです。最初の極軸設定と
ピントさえじっくり合わせればあとは何もすることがありません。
ガイドグラフを見ることから開放されるので、おしゃべりするのも、
ガイドグラフを見ることから開放されるので、おしゃべりするのも、
双眼鏡で星空を眺めてすごすのも自由に出来ます。
私のように普段星空に飢えている人間には
私のように普段星空に飢えている人間には
実は一番適した撮影法かも知れません。
白鳥座 網状星雲(Veil Nebula 、NGC6992-5、NGC6960)
(別名:亜美嬢星雲 命名:かわうさん)
(別名:亜美嬢星雲 命名:かわうさん)
2012/8/26 00:22-
miniBORG60ED RD0.85DG Canon EOS_KissX5 Tv:600sec ISO800
Vixen ATRUX 赤道儀 ノーウェイト ノータッチガイド
PSCS5 にてRAW現像 画像処理 4pics composite temp.15℃
miniBORG60ED RD0.85DG Canon EOS_KissX5 Tv:600sec ISO800
Vixen ATRUX 赤道儀 ノーウェイト ノータッチガイド
PSCS5 にてRAW現像 画像処理 4pics composite temp.15℃
星雲解説:超新星残骸
白鳥座ε星の3°から5°ほど南に東西に約3°の間隔で向かい合った半弧状の散光星雲
である。明るい東側がNGC6992-5、西側がNGC6960であり、数万年前に爆発した超新星
残骸のガスが毎秒100kmで広がっている姿だと考えられている。
撮影時の状況:育樹に到着して最初に撮影した対象です。
最初は、前の記事の中央にある北アメリカ星雲とペリカン星雲をセットで撮影しようと
思いましたがあまりにも月並みなのでその隣にあるこの星雲を狙いました。
最初に5分露出で8枚撮影してヒストグラムを見たらまだ露出をかけられそうだったので
思い切ってノータッチ10分露出に挑戦しました。
最初は、前の記事の中央にある北アメリカ星雲とペリカン星雲をセットで撮影しようと
思いましたがあまりにも月並みなのでその隣にあるこの星雲を狙いました。
最初に5分露出で8枚撮影してヒストグラムを見たらまだ露出をかけられそうだったので
思い切ってノータッチ10分露出に挑戦しました。
ガイド撮影ではないのでピクセル等倍で見ると多少星が楕円になっているけれど
6枚中4枚はそれほど流れていないので何とか画像処理をすることが出来ました。
6枚中4枚はそれほど流れていないので何とか画像処理をすることが出来ました。
まだ5分露出8枚のほうは何も手を付けていないので時間を見つけて処理をすれば
もう少し背景が滑らかに出来るのではないかと期待しています。
もう少し背景が滑らかに出来るのではないかと期待しています。
ケフェウス座 IC1396
2012/8/26 02:38-
miniBORG60ED RD0.85DG Canon EOS_KissX5 Tv:300sec ISO1600
Vixen ATRUX 赤道儀 ノーウェイト ノータッチガイド
PSCS5 にてRAW現像 画像処理 4pics composite temp.13℃
miniBORG60ED RD0.85DG Canon EOS_KissX5 Tv:300sec ISO1600
Vixen ATRUX 赤道儀 ノーウェイト ノータッチガイド
PSCS5 にてRAW現像 画像処理 4pics composite temp.13℃
星雲解説:散光星雲
ケフェウス座にある月の6倍もある大きな星雲である。
てっぺんの黄色い星ケフェウス座μはガーネットスター(柘榴石)と呼ばれ宝石のガーネット
てっぺんの黄色い星ケフェウス座μはガーネットスター(柘榴石)と呼ばれ宝石のガーネット
のような鮮やかな色をしている。この星、実は寿命が迫っている赤色超巨星に分類され
直径は太陽の1420倍。太陽と同じ位置にこの星を置くとなんと木星軌道まで入ってしまう
ほどの巨星である。もちろん地球はその中に完全に飲み込まれてしまう。
明るさも3.43等から5.1等の間を約2年の周期で変動する変光星である。
明るさも3.43等から5.1等の間を約2年の周期で変動する変光星である。
この星雲にはたくさんの暗黒帯が走っており、中でもvdB142は象の鼻と呼ばれ
天体写真ファンには人気の対象となっている。
天体写真ファンには人気の対象となっている。
撮影時の状況:育樹で3番目に撮影した対象です。
午前2時半を回りそろそろ薄明が迫って来ました。
途中でいくつかの対象を撮影したが、ここも前から撮っておきたかった対象でした。
残り時間を考えて露出時間を5分に短縮し、ISO1600にして撮影しました。
そのため画像はどうしてもノイジーになってしまいますが、育樹の気温の低さ
午前2時半を回りそろそろ薄明が迫って来ました。
途中でいくつかの対象を撮影したが、ここも前から撮っておきたかった対象でした。
残り時間を考えて露出時間を5分に短縮し、ISO1600にして撮影しました。
そのため画像はどうしてもノイジーになってしまいますが、育樹の気温の低さ
(この時期で13℃)に助けられ象の鼻も何とか撮影することが出来ました。
どちらもこの時期に非冷却のデジカメでノータッチで撮影した
ものとしてはノイジーだけどまあこんなものかなと自画自賛です。
これだからいつまでたっても上達しないのかも!?(笑)
これだからいつまでたっても上達しないのかも!?(笑)
続きの対象はもうしばらくお待ち願います。
BGM:Mountain Dance - Dave Grusin & The Ny - La Dreamband