この週末はタキさんのお誘いで、天城高原にある
川天のO氏の天文台にお邪魔させて頂きました。
出かけるのが遅くなり、皆さんにまた日にちを間違えたのでは?とご心配をおかけました(笑)
実は車に積んであるナビの地図が古くて新東名も伊豆縦貫道も載っていないので修善寺の辺りからぐるぐる林道を回ってしまいました。午後8時過ぎに到着すると皆さん既に機材の設定を終えて、BBQパーティーの真っ最中でした。川天の方が大勢見えていると思ったら、どうやらYahooブロガーの皆さんが乗っ取りされたようです。
川天の方はオーナーのOさん、1組のご夫婦の他は、タキさん、ヨネヤンさん、いーぐるさん、GENTAさん、UTOさんというお馴染みのメンバーでした。
皆さん昼間に到着されて高級個人別荘兼天文台の内部を案内してもらったようですが、遅刻した私はBBQを急いで頂いてまずドームを拝見させて頂きました。そこには口径50センチのリッチー・クレチアン反射望遠鏡がそびえていました。上に載っているのは何と憧れのTOA150です。
その後で急いで機材の設置をしてから早速この巨砲で火星を見せてもらいました。RCの方はシーイングが良くないせいもあってあまり良く見えませんでしたが、TOA150の見え味はさすがですね。普段見ている火星とはまるで別物の見え味でした。この辺りの詳細は参加された他の方のブログをご参照願います。
遠征の方は、今回は多数の参加者がいらっしゃると思って鏡筒は置いて来てカメラレンズでの撮影に割り切りました。しかしさそり座の淡い部分を狙いたいために長時間ガイド撮影をするつもりでしたが、どうやってもPHDのキャリブレーションが始まらず結局ノータッチで撮影することになってしまいました。
さそり座周辺部
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2014/4/26 23:10-
Canon EOS60D(SEO-COOLED SP-3C) EF70-200mm F4L
Canon EOS60D(SEO-COOLED SP-3C) EF70-200mm F4L
70mm F4 300secX12 ISO1600
PSCS5でRAW現像、SI7で自動コンポジット、PSCS5で各種処理、25%resize
T-FiXさんの素晴らしいさそり座のモザイクを目標にしましたが、西側の領域は本当に淡いです。赤い散光星雲はほとんど出ませんでした。しかもピントをやや外したせいか盛大な青ハロに悩まされました。
これはもう一度丁寧に仕上げるかリベンジするしかないですね。
これはもう一度丁寧に仕上げるかリベンジするしかないですね。
別荘でしばし歓談、休憩の後に向けた対象は200mmの望遠レンズで
干潟星雲(M8)と三裂星雲(M20)です。
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2014/4/27 01:58-
Canon EOS60D(SEO-COOLED SP-3C) EF70-200mm F4L 200mm F4
Canon EOS60D(SEO-COOLED SP-3C) EF70-200mm F4L 200mm F4
180secX7 ISO1600
こちらはさそり座周辺部と比べると対象がはるかに明るいので3分露出でも
かなり良く写りました。もう1対象撮影したところで薄明が始まりました。
東の空には月齢27の細い月が顔を出しました。
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右上には明けの明星も顔を出しました。
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このあと、かけ流し温泉に入らせて頂き、しばらくドームの下にある休憩所で仮眠をさせて頂きました。朝にはタキさんが腕によりをかけて作って頂いた絶品のハムエッグと、これまたホタテが絶妙な絶品の味噌汁を頂いて天文台を後にしました。
帰りはいーぐるさんに先導頂いたので迷わず
約2時間で帰宅することが出来ました。
タキさん、今回は大変お世話になりました。
Oさんにも是非よろしくお伝え願います。
そして皆さん大変お世話になりました。
この撮影のリベンジは是非とも次回させて頂きたいと思いますので
また宜しくお誘い願います。
BGM:Kenny G - What a wonderful World