前回からほぼ2か月のご無沙汰です。
大丈夫です生きてます!(笑)
その間何もしていない訳ではなく、
あれこれと悪あがきはしているのですが
なかなか成果に結びつけられずに撃沈していました。
それでも先月からようやく木星の撮影を開始できましたが、
シーイングと体力に恵まれずに撮影して放置が続いていました。
3月14日の木星
この日はようやく少しマトモなシーイングになりました。
でもご覧ください。撮影時間が午前4時半です。
4月20日の木星
衝がだんだん近づいてきて我が家でも夜半過ぎには撮影が
出来るようになって来ました。まだまだ不十分な画像ですが
ようやく視直径も大きくなってきて世間では後半戦ですが、
我が家のシーズン突入です。
数シーケンス撮ったのですが、
WINJUPOSのやり方を忘れてしまいました(^^;
ALPOでは木星に加え、火星・土星と惑星屋さんが嬉しい
悲鳴を上げていますが、
南中後しか見られない我が家では夜明け過ぎになってしまいます。
こちらはもうしばらくの辛抱が続きます。
今週の土日は久しぶりの晴天に恵まれたので富士河口湖町方面に
遠征に出かけました。春の系外銀河祭りをするためです。
ところがガイドカメラを載せてくるのを忘れてしまいました。
家にあるアトラクスがオーバーホールを完了したので、
ガイドテストをしてそのままにしてしまいました。
ああでもないこうでもないとあれこれ格闘しましたが、
結局仕方がないので車に積んである
FS60CBでノータッチで遊びました。
まずはM104ソンブレロ銀河
2018/4/21 23:29-
FS60CB RDC0.72+1.4XExtender Canon EOS_KissX5(新改造)
180secX10 ISO3200 SXP赤道儀ノータッチガイド
SI8 FlatAidePro PSCS5による処理
小さいですね~。
少しトリミングしてみました。
それでもやっぱり小さいですね。
少しでも焦点距離を稼ごうとレデューサーに1.4Xの
エクステンダーを噛ませてみましたが、
お蔭でピントも甘くなってしまいました。
続いてケンタウルス座A(NGC5128)
2018/4/22 0:15-
FS60CB RDC0.72+1.4XExtender Canon EOS_KissX5(新改造)
120secX12 ISO3200 SXP赤道儀ノータッチガイド
SI8 FlatAidePro PSCS5による処理
何を撮ろうか迷っていたら木立の陰から狙えそうなので
無理やり狙ってみました。
鏡筒がほぼ水平を向くほどの低さでした。
下に一部木立の影が入ってしまった部分はトリミングしました。
こちらもトリミングしてみました。
それらしい形が分かります。
そうこうしているうちにようやく夏の夜空になりました。
おなじみの
M8干潟星雲とM20三裂星雲です。
2018/4/22 2:26-
FS60CB RDC0.72 Canon EOS_KissX5(新改造)
60secX27 ISO3200 SXP赤道儀ノータッチガイド
SI8 FlatAidePro PSCS5による処理
こちらは1.4Xのエクステンダーを外し、
255mmという短焦点です。
猫の手も入って丁度良い画角になりました。
更にはその左上に
バンビの首飾りがあります。
2018/4/22 3:09-
FS60CB RDC0.72 Canon EOS_KissX5(新改造)
60secX36 ISO3200 SXP赤道儀ノータッチガイド
SI8 FlatAidePro PSCS5による処理
こちらも画角的には丁度良い感じです。
夏の散光星雲はやはりカラフルで楽しいですね~。
十数年ぶりに短時間露光による
ノータッチ撮影を楽しんでしまいました。
やはり短い鏡筒は扱いが圧倒的に楽ですね!
でも夜明けが本当に早くなりました。
午前4時を回るとすぐに明るくなって来ます。
まぶしい朝日を浴びながら帰宅の途につきました。
これ以外にも素材はだいぶ集まったので、
天気の悪い日にもっとじっくりと丁寧に
処理をしてみようと思います。
やはり快晴の夜空は最高ですね♪