連日晴天の続いた東京です。
ここまで良く晴れたのは何年ぶりでしょうか?
体調はまだ不十分でしたが、前の職場の同僚と一緒に
3日から4日にかけていつもの場所に遠征して来ました。
今回はいつものFS60CBにフラットナーのシムリングを手に入れたのでそれでどういう効果があるのかを試してみました。
因みにフラットナーは話題の新型ではなくだいぶ前に手に入れた旧型です(^^;
レデューサーを付けた場合とピント位置が大幅に違うのに戸惑ってしまいました。
合焦の様子 (^^;
徐々にノブを引き出すと何やら星が見えて来ましたが、
でもピントノブを目一杯引き出しても合焦しないのです。
ケースから眼視用の延長筒を取り出してようやく合焦しました。
10枚目でようやくシリウスでピントが合わでられました(*^^)v
久しぶりに赤道儀を設定しての撮影でした。
本来なら1対象をじっくりと撮るべきなのでしょうが、
この日は欲張って3対象も撮ってしまいました。
共通設定
20190103-4 富士河口湖町 気温-4°~-6°
鏡筒 FS60CB Ð=60mm フラットナーF6.2 FL=372mm
架台 Vixen SXP赤道儀
ガイド33mm F4ガイド鏡 QHY5LⅡMガイドカメラ
ステラショットによるオートガイド(ディザガイド)
撮影対象
①馬頭星雲&M78&バーナードループ
クリックすると大きくなります(↑)
1/3 22:23-23:39
NikonD810A 180X17 51分 ISO1600 25%縮小
372mmフルサイズではメインが端に寄ってしまいちょっと間抜けな構図ですね(^^ バーナードループはちょびっとだけ!
色味ももう一工夫必要な気がします。アドバイス願います。
ここはレデューサーを取り付けた構図の方が良さそうです。
②オリオン座大星雲 M42
1/4 0:20
NikonD810A NikonD810A 180X12 36分 ISO1600 25%縮小
南側の分子雲を考えて上構図にしてみましたが、思ったほどモクモクが強調出来ませんでした。
③薔薇星雲 NGC2237-9,2246
1/4 1:43
NikonD810A 300secX20 100分 ISO1600
最後に撮った薔薇は殆ど山際の木々にかかるまで撮影を続けました。そんなわけで最後の数枚は没になりましたが、自分としては久しぶりにじっくり撮影出来たと思います。
シムリングを入れたフラットナーはフルサイズデジカメでも使えそうな感触を得られました。
時折突風が吹いていくつかの画像が没になりましたが、
最後まで快晴に恵まれた楽しい遠征でした。
友人と一緒に星見をしながらの遠征は本当に久しぶりでした。
流星群の撮影も考えていましたが、余裕がなくて眼視のみでした。
画像処理の方法も忘れていて思い出しながら処理をしました。
今年は少しずつですがじっくりと素材を揃えて、
丁寧で美しい処理が出来るようになれば良いなと思います。
お蔭さまでブログ開設12周年を迎えました。
これからもよろしくお願いします。