徒然なる星空めぐり

Yahooブログ閉鎖に伴い引っ越してきました。まだまだ良く分かりませんが気の向くままに星空をご紹介していきますのでどうぞよろしく!

新・本日の話題(天文)

8月4日の3惑星と9日の火星

処理が追いつかないので古新聞で恐縮です(^^;

昨日北関東で発生した集中豪雨が今日は当地でも発生しました。
幸い継続時間が短かったので大きな被害はありませんでしたが、
自然がどんどん狂暴化しているようで恐ろしくなります。
皆様も熱中症に加えて天気の急変には十分お気を付けください。


(1)C9のオーバーホールと3惑星

7月の上旬にヨシカワ光器さんにオーバーホールに出していたC9.25が約3週間かかって7月末に返送されてきました。
もう10年選手ですし、C11もあるので手放そうかとも思いましたがもう一度持てる性能(C9は11や8に比べてF値が長い)をフルに発揮させてあげたいと思いヨシカワさんにお願いしました。
補正版の洗浄に加え、主鏡・副鏡洗浄、ミラーシフト軽減等の機構調整、補正版の固着解除、鏡筒部乾燥性高艶消し処理等かなり金額が張りましたが、それなりの効果はあったようです。

先週の土曜日は比較的良い天気になりましたので、暑いベランダで3惑星を一挙に撮りました。
fab66251.jpg

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C11と同じ機材で撮影すると一回り小ぶりになりますが、その部コントラストも高くなって画像が引き締まって見えます。
まあかなり金額を嵩んだことですし、当分愛用していこうと思います。
  
(2)8月4日の火星

こちらはいつものC11で撮影した火星です。

212e172a.jpg

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キンメリア人の海の辺りが可視光でも近赤外線でもぼんやりと見えています。火星のダストストームも少しずつ沈静化に向かっています。

            (3) 8月9日の火星

台風13号が房総の東を北上して太平洋に抜けていきました。
各地にそれほど大きな災害をもたらさずに去ってくれたのは幸いでした。地上の風もほぼ収まったので好シーイングを期待しましたが、いつのも高層のジェットストリームではなく、その下層の4000m辺りの気流が早く画像が大きく揺らいでいました。
731d52ef.jpg

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火星の地表も少しづつ見え始めていますが、右端の本来の模様に比べるとダストが積もった影響で濃淡の付き方が異なります。今回の大接近はダストストームがどのように晴れていくかを追いかけることになりそうです。

ようやく本日から盆休みに入ります。丁度新月期に重なりましたので大いに期待していましたが、予報はあまり芳しくありません。
来週前半に1日でも良いので快晴に恵まれて欲しいものです。

wishful Thinking  Earl Klugh
(音楽の再生はをクリック!)


Mars closest to Earth (火星大接近)

6月初旬に大規模なダストストーム(砂嵐)で
全体を覆われてしまった火星が
7月31日に地球に最接近しました。

TVでも大きく報道されましたので、夜に東の空から昇る異常に
赤く明るい星を皆様もご覧になられたのではないでしょうか?
火星は楕円軌道を回っているので約2年2か月毎に接近しますが、
今回は中でも2003年以来、15年ぶりの大接近です。

いささか古新聞になってしまいましたが、この31日から
1日にかけての火星をまとめて並べてみました。
一番左が可視光、真ん中が赤外線、右がアストロアーツの
シミュレーション画像です。
ダストストームが収まれば一番右のような画像がみえるの
ですが、今は漸く少しずつ収まっていく途中のようです。

a62ecbaf.jpg

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今は我が家からは見られない金星を加えると4惑星が次々に
空を賑わしてくれるので、惑星屋さんは休む暇がありません。

私も起床→出勤→帰宅→撮影→就寝→起床→出勤→帰宅→撮影
の繰り返しで、処理をする時間が全く取れませんでした。
睡眠時間はほぼ連日4時間でかなり老体に鞭を打っての撮影です。

 15年前は家庭の事情で満足に火星を見ることが出来なかった
ので(これが天文再開のきっかけになりました)、
砂嵐で表面が良く見えないながらも良い記念になりました。


どうそ良いお年を~♪

9f0c2335.jpg

2017年12月30日23:14
   
    あと1時間で2017年もお終いです。
12月はついに記事を一つもアップしないまま終わって
しまうところを何とか救ってくれたのがこの1枚です。
ひょんなことから手に入れたVixenED80s
数十年前のF9、長焦点アポクロマート屈折です。

それでは皆様どうぞ良いお年をお迎えください!


更に昔の画像を処理しています。:M8(Lagoon Nebura)


早いもので1年も半分過ぎてしまいました。

いくら画像処理をしていても、
強力なポチリヌス菌には感染してしまいますね~。
結局この休みにいくつかの小物をポチってしまいました。

それはおいおいご紹介するとして、必死に抵抗して
処理した4年前に撮影した干潟星雲です。
この日はあまりに空が良かったので薄明の迫る中、
午前4時過ぎからギリギリまで8分5枚を撮影しました。

20059463.jpg

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2013/3/17 4:06-
VixenR200SS BaarderMPCC MkⅢ Cannon EOS_KissX5(新改造)
480secX5 ISO1600
StellaImage8による自動処理 FlatAidePro PhotoshopCS5 25%縮小


コマコレが更に高性能なコレクターPHを入手すれば
更に良い画像が撮れるようになるかな!?

色相だけをいじって曲に合わせてブルーラグーンにしてみました。
13e1d575.jpg


本当はナローで撮れたらもっと面白いんでしょうけどね~。


BGM:Bu-そして沖縄”エレアコバージョン”_Masayoshi Takanaka

P.S メキシコやオーストラリアには元画像にピッタリの
PinkLagoonが実在するんですね。

006ec129.jpg


Pink Lagoonで検索してみてください!

早く梅雨明けしないかなぁ~!!

昔の画像を処理しています。:M33

あまり降らないけど晴れない日が続いていますね~。
天文屋にとっては晴れないとポチリヌス菌が繁殖して
迂闊にNetを徘徊するのも、とても危険な季節です。

そんな訳で今回も3年前の画像を引っ張り出してきて
再処理してみました。


M33 さんかく座の渦巻銀河です。

この日はぴんたんさん、sora-canさん、T-Fixさん
RUKUさん、ただよしさんたち東葛星見隊の皆さんと
朧滝に遠征して、例によってガイドが決まらず諦め
かけていたところ数か月ぶりに復帰されたT-Fixさんが
GPUSBを貸して下さって、何とか撮影出来た対象です。

8777292c.jpg

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2014/9/21 0:44- 
GINJI150FN(通称ペンギン君)BaaderMPCC MKⅢ Seo-cooled60D  
600secX8 ISO1600 Stellaimage8 FlatAidePro PhotoshopCS5 33%縮小

構図も本来は横構図とすべきところ縦構図になってますね~。
星像もペンギン君の追い込み不足が露呈していますが、
FlatAIdeProの力を借りてややカラフルに仕上げてみました。
3年前には出来なかった芸当が簡単に出来るので
梅雨時の暇つぶしにはとても良いですね。

少なくとも処理している時間は
ポチリヌス菌から遠ざかることが出来ますからね~(*^^)v

BGM:Kenny G - The way we were

2日の木星と画像処理練習

今週も週末の天気は思わしくありませんでしたね~。

どうやら金曜日が梅雨入り前の最後の遠征日和のようでした。
Facebookのグループでは遠征話が飛び交っていました。
私も出来れば遠征に出かけたかったのですが、遠距離通勤で
帰宅が午後8時を回ってしまうので躊躇してしまいました。
念のため空を見上げると快晴です。その上Windytyを見ると
低層の気流はかなり落ち着いています。
これは木星が期待出来そうだと思い、
急いで鏡筒を冷やして木星に向かいました。

6月2日の木星

89c119fa.jpg


ところが期待に反して、
モニターに写った木星画像はユラユラ揺れています。
遠征に行かれなかったのでかなり粘りましたが
遂に良いシーイングはやって来ませんでした。

かなり色々処理をしてみましたがシーイングには勝てません。
やはり遠征するのが正解でした。



画像処理の練習

この週末は結局新たに処理する画像がないので、過去に
撮った画像を再度処理してみました。
まずは3年前の6月にガリバーに遠征した時の画像です。
この頃はGINJI150FN(通称ペンギン君)の調教に明け暮れて
いました。結局周辺星像がどうしても満足行くまで追い込め
なかったので屈折に切り替えました。

M20 射手座の三裂星雲
87785420.jpg

クリックすると拡大します(↑)
140601Guliber
0602 0:15-
GINJI150FN BarrderMPCC MkⅢSeo-cooed60D ISO1600 480secX8
StellaImage8 FlatAidePro PhotoshopCS5 25%resized


M104 乙女座 ソンブレロ銀河
6f239ffe.jpg


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0601 21:15-
Ginji150FN BarrderMPCC MkⅢ Seo-cooled60D ISO1600 600secX8
StellaImage8 FlatAidePro PhotoshopCS5 50%Resized

そしてこちらは昨年の5月に撮影したバンビの横顔です。

バンビの横顔
0651c1c1.jpg

クリックすると拡大します(↑)
160505 Asagiri高原
2:30-
FS60CB+C0.72RD SEO-cooled60D   ISO1600 180secX16
StellaImage8 FlatAidePro PhotoshopCS5 25%resized

いずれもステライメージの自動処理でコンポジットした後、
ぴんたんさんのFlatAideProを使ってフラット補正、スター
シャープ処理、対数現像による高輝度階調の圧縮を行ったものを
フォトショップに渡して仕上げました。
元画像が色々欠点があったり、最後の仕上げはやや手抜き
になりましたが、以前にブログ記事でアップしたものよりは
かなり改善できたと思います。
FlatAideProで処理が格段に容易になりました。

ぴんたんさんに感謝です。
嫌いな画像処理がちょっと好きになって来ました。

BGM:Sonny Rollins What A Wonderful World

4/24-25の木星

今月8日に衝を迎えた木星をようやく撮影出来ました。

この日はシーズンベストのシーイングに恵まれたようですが、
南西向きの我が家からは南中過ぎてからしか撮影出来ないので
薄雲の通過と時折木星前面を通過する寒気塊の影響で、
SEBの活発な活動面が見られる格好の位相でしたが
思ったほど精細な画像は得られませんでした。

bb054f48.jpg


c4025ab6.jpg


ALPOに掲載された精細画像と比較して見ると
何とか今シーズンの木星の特徴を捉えらたようです。

元画像がこの程度ですが最近話題のWinJUPOSをトライアル
で使ってみました。使い方は「庭先天体写真家」さんの
ブログ記事を参考にさせて頂きました。

8f64cd22.jpg

クリックすると拡大します(↑)

元画像の品質に依りますが、上手く使いこなせれば
かなり効果が見られるのではないかというのが
今回の試行してみた感想です。

次のチャンスに期待しましょう!

おとめ座銀河団(マルカリアンチェーンを中心に)

前の記事でタットル・ジャコビニ・クレサーク彗星(41P)をご紹介しましたが、ずっと撮っているつもりになっていて時間を大幅に無駄にしてしまいました。

今回は短焦点の鏡筒なので面積のある対象を狙いたいのですが、あいにく南はフェンスが邪魔でさそり座が狙えません。そこでだいぶ西に傾いてしまったおとめ座銀河団を目一杯入れてみました。
もちろん中心は銀河がチェーン状に連なっているマルカリアンチェーンです。
若干眠い空だったのでコントラストの低い元画像でしたが、ぴんたんさんのFlatAideProの力を借りてこちらも処理してみました。
どうしてもフラットが合わなかった外周部を少しトリミングしています。

63fc8989.jpg

クリックすると拡大します(↑)
2017/3/25 2:50(JST)~
FS60CB+C0.72RD (FL=255mm f:4.25) NikonD810A 
Tv:300secX6 ISO1600
ステライメージ8による自動処理の上、PhotoshopCS5で仕上げ 1/3縮小

APS-Cのカメラに換算すると160mm程度になる視野には数え切れないほどの銀河が写りました。
参考までに比較的大きな銀河にステラナビゲーター8の画像マッピング機能を使ってM(メシエ番号)とNGC番号を入れてみました。
4b648bcf.jpg

ここに書かれている銀河以外にも、もっともっと銀河が写りこんでいますので探してください!

BGM:吉俣良 - 空から降る一億の星 OST

タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星(41P)

皆様大変ご無沙汰してすみませんでした。
色々やってはいるのですが、ついついブログから遠ざかってしまいました。

さて、今回のタットル・ジャコビニ・クレサーク彗星は1951年4月に発見され、公転周期約5.5年の周期彗星です。過去にはバーストを起こし4等級まで明るくなったこともあるそうです。今回は7等級程度で肉眼では残念ながら見ることは出来ないようです。

今月22日にM108とM97に最接近しましたが、平日の水曜日では如何ともし難く、金曜日の晩にJALに皆さんが出撃されると言うので急遽水戸まで出撃して来ました。

往復とも首都高の事故渋滞に阻まれ片道3時間強の大遠征となりました。到着が夜半近くになり、急いでセッティングを済ませて撮影開始です。ノータッチ2分露出で16枚を設定しましたが、何故か3枚目から全部星が流れていて使い物になりません。慌てて赤道儀を設定してどこか閉め忘れがあったのかも知れません。
いつか原因を究明しなければ!

仕方がないのでたった2枚の画像を無理やりコンポジットして仕上げました。
ぴんたんさんの画像処理講習に参加しなければ記事にもしなかったと思いますが、お蔭で何とかM108とM97そして41Pの彗星らしい色合いを出すことが出来ました。

1f5c0420.jpg

クリックすると大きくなります(↑)
2017/3/25 0:51(JST)
TAKAHASHI FS60CB+C0.72(255mm) NikonD810A 120secX2 ISO3200
33%縮小の上、外周部トリミング
ステライメージ8による自動処理+FlatAidePro+PhotoshopCS5

ご一緒していただいたJALの皆さんどうもありがとうございました。
またぜひお声をおかけください。

ポタ赤で撮ったオリオン2題

11月22日は、折角の平日の祝前日でした。
しかしどこも確実な晴れは見込めないような空模様でした。長野辺りまで出向けば晴れていそうでしたが、行ってみて空振りだと痛いので、迷っているとぴんたんさんから都留が晴れているとの情報を頂きました。都留なら比較的近いので出かけることにしました。

早い時間の天気は良かったのですが、私が現地に到着した時には
雲にすっぽり覆われて北極星も見えない状況でした。
仕方がないので、主砲を出すまでもなくまずはサブのポタ赤の
設営をしました。

この日のポタ赤は壊れたナノトラに代えて、自宅に転がっていた
極望なしのGP赤道儀に、簡易的にトイクラスのファインダーを
差し込んで極望にした自作赤道儀です。
この極望の筒先にPoleNavigatorを取り付けるようにした
部品を作ったので、極軸合わせをするテストをしました。

そのうちだんだんと天気が回復し、星が見えてきたので
試写を開始しました。
結果は思ったよりも高精度で50mmのカメラレンズで6分間露出しても星像はほぼ点像を保っていました。ナノトラに比べるとお手軽とは言えませんが、これなら小鏡筒を載せた写真も撮れそうです。
7abf257c.jpg

2016/11/22 23:52-
Canon EOS KissX5 SIGMA18-50mm 50mm F2.8→F4 360secX8 


Pole NavigatorとQHYとの組み合わせでは難なくピントが
合うのですが後ろからケーブルが出ているため極望の部分に
取り付けることが出来ません。
そこでケーブルが横から出ているASI224MCが使えないかと
格闘しましたがどうやってもピントが出ません。もともと
PoleNaviがモノクロ限定のようで、カラーカメラだと感度が
著しく落ちるようです。それでも露出やゲインを大幅に上げる
と辛うじて星が見えるようです。
この日は主砲の設営は諦めてこの問題の解決に取り組むことに
しました。その結果フランジバックを3mm程度伸ばすことが
出来ればピントが来ることが分かりました。
なにか嚙ませればフランジバックが伸ばせるということで、
思い切ってレンズとカメラの間にUSBケーブルを切って
挟み込んでピントを出しました。(嗚呼勿体ない!)

c78f2cd0.jpg

2016/11/23 1:58-
Canon EOS KissX5 SIGMA18-50mm 18mm F2.8→F4 180secX10

結局この日は、自作ポタ赤の追尾精度と、PoleNavigatorのテストだけになってしまいましたが、オリオン座の全景を撮るのは今年初なのでまあ無理して出かけて良かったです。
自宅に戻ってみたらCマウントの延長アダプターが出てきたので
これで50mmでもASIのカメラが使えるようになりました。
PoleNaviのカラー対応を待つか、比較的安価なASI120MMでも
買おうかと思いますが、それなら素直にPoleMasterを買った方が
良さそうです(^^;

オマケで先日アップしたオリオン座中心部をNikCollectionで再処理してみました。

オリオン座中心部

870d7b80.jpg

FS60CB C0.73RD NikonD810A 360secX18 ISO1600

Author

シュミット

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