徒然なる星空めぐり

Yahooブログ閉鎖に伴い引っ越してきました。まだまだ良く分かりませんが気の向くままに星空をご紹介していきますのでどうぞよろしく!

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令和の木星

令和に入って、ようやく我が家の木星シーズンが到来しました!

5月5日こどもの日の午前3時25分から45分にかけての木星です。

20190504_Jupier

約半年ぶりの画像処理でやり方を思い出すのが大変でした(^^;
今年の木星の特徴(ベルトが太い!)が良く出ています。


BGMはAki929さんのエレクトーン演奏です。
826askaさんと甲乙つけ難い素晴らしい演奏です。
それにしても最近のエレクトーンの進化は凄いですね~♪

アンタレス付近

8日から9日にかけて千葉県に遠征して来ました。

今回はぴんたんさん、まーちゃるさんとご一緒出来ました。
その時の撮影対象はまだ処理を終えていませんが、
切り上げる前に30分で撮ったさそり座アンタレス付近です。Antares_Si_final33

2019/3/9 4:07-
千葉県いすみ市
Canon EOS_KissX5(新改造) EF50mmm F1.8→F2.8 60secX24 ISO1600
CD-1改赤道儀 ノータッチガイド

EF50mmの撒き餌レンズもⅡ型になって少しは使えるようになった感じです。
露出が足りずにザラザラですが、カラフルタウンの感じは出せましたかな?
マリーアントワネットもお馬さんも一応写りました。

もう早いもので星空は夏の季節到来ですね~!



ジャンクカメラで撮った本日の月

たまたまジャンクコンデジを手に入れてしまいました(^^;
5年前に発売されたCanon PowerShotSX700HSです。
充電器なし、レンズに傷あり、動作保証なしの怖いもの見たさです(笑)
最近スマホのカメラの高画質化に押されてコンデジ人気が下降気味なのはブログと同様ですね!
72283726.jpg

画像はwebより拝借しました。

手元に届くと、若干レンズの傷の影響か写りこみはありますが、
明るい空などを撮らなければそれほど気になりません。
早速サードパーティーの充電器と電池を手配しました。
光学30倍ズーム(750mm相当)、デジタル2倍ズームの60倍
が売りのコンパクトデジカメです。
デジタルズームは更にできますが画質が劣化するので使いません。

隣家の屋根に沈もうとする月をパチリ!
907e0d9e.jpg


0ec35ca7.jpg

2019/3/12 18:50 TV:1/160sec ISO200 JPEG1枚撮り

一応手持ちでもクレーターが撮れました!
望遠鏡を出すまでもなく手軽に撮影するには使えそうです。
しかしシャッター速度を1秒以上にすると強制的にISO100になってしまうのは頂けません。星撮りにはあまり向かないようです。



こちらは、これまたジャンクの8センチ屈折を手に入れたので
レンズ清掃に始まりリストアしたのでファーストライトです。
Vixen 80M(D=80mm FL=910mm)
かなり前のものですので作りがしっかりしています。
今では省略されてしまった光軸調整もあるし、筒内のバッフルも
複数あってコントラストアップに寄与しています。

実はこの鏡筒や類似の鏡筒を複数もっているのですが、先日友人に1台譲ったため代替機を入手しました(笑)
c75b4c44.jpg



こちらで撮った本日の月
moon1

Vixen 80M CanonEOS_kissX4 TV:1/125sec ISO400 JPEG1枚撮り

カメラのモニターで見ても明らかにシャープです。
送料の方が高くて(送料は鏡筒と三脚でそれぞれ\2,000)、三脚は要りません(笑)と断って鏡筒だけ入手しました。架台はベランダに備え付けのGPD赤道儀です。

ちょっと閑話休題の本日の月でした!

春の銀河祭りとYahooBlog終了

3月1日(金)に栃木市に遠征に行ってきました。

ぴんたんさんやまーちゃるさんとご一緒するつもりでしたが、
到着が遅くなり遠征地は満員御礼状態でした。
これから設営するのも撮影の邪魔になるので、南側の駐車場で
一人寂しく店開きです。周りに気を使わなくて済む分だけ気楽ですが撮影中の雑談が出来ないのがチト残念でした。
今回は春の銀河の定番を2つ撮りました。

M81&M82(ボーデの銀河&葉巻銀河)
M81&82_final25

クリックすると拡大します(↑)
2019/3/1 23:24-  
Scope:VixenVC200L+ReducerHD (D=200mm FL=1386mm)
Camera:Nikon D810A FX-mode   TV:300sec*14 ISO1600
Mount:Vixen SXP
Guide: D=60mm F4 Guidescope QHY5LⅡM
Software: Astroarts Stelllashot Stellaimage8 FlatAidePro PhotpshopCS5

大熊座にある春の定番銀河です。直焦で単独に狙える対象ですが、
レデューサーを入れるとフルサイズで丁度良い画角に収まります。
枚数が不足気味で強調すると荒れてしまいました。
銀河の色もちょっと気に入りません。
この銀河は翌週の8日にも撮り増ししているので、
そちらと合わせて再処理予定です。


M51(子持ち銀河)
M51_final25

               クリックすると拡大します(↑)
2019/3/2 1:20-  
Scope:VixenVC200L+ReducerHD (D=200mm FL=1386mm)
Camera:Nikon D810A FX-mode   TV:300sec*16 ISO1600
Mount:Vixen SXP
Guide: D=60mm F4 Guidescope QHY5LⅡM
Software: Astroarts Stelllashot Stellaimage8 FlatAidePro PhotpshopCS5

こちらはりょうけん座にある定番銀河です。
本来はレデューサーを入れないで直焦撮影の方が画角的には合うのですが、途中で光学系を変えるのは大変なのでそのまま撮影しました。2時間以上の露光を予定していましたが、途中からヒーター線の干渉?か何かでガイドが乱れてしまい16枚しかコンポジット出来ませんでした。

空は全体的にやや明るい感じでしたが、朝まで快晴に恵まれて良い気分転換になりました。
先にも少し触れましたが、先週の金曜日にも出かけましたので
処理が終わり次第、こちらも記事にする予定です。

YahooBlogの終了宣言

この春の銀河祭りと、前後してYahooBlogの突然の終了宣言、危惧していたとはいえちょっとビックリしました。β版の開発が遅々として進んでいないし、完成したとしてもインスタグラムに勝る利点が見つからないのでやっぱりと言う感じです。

撮りためた写真の保存を兼ねて始めたブログですが、始めてみると皆さんのコメントで元気をもらったり、有益な記事を拝見できたり、この趣味のモチベーションアップとコミュニケーションツールとして大きな基盤を提供して頂きました。

そんな訳で、撮影はしても記事にするのを躊躇してしまいました。
記事をアップできるのはGW後までのあと2か月。
2007年から12年の長きにわたりお世話になったYahooBlogですが、平成とともにSAYONARAです。
この件についても思うところを次の記事にしたいと思います。


馬頭星雲とM78(ウルトラの星)再処理

今年は珍しく月一遠征が出来ています。
その分、画像処理が拙速すぎて後から見ると酷いものです(^^;

そこで今回は、1月3日に遠征した「馬頭星雲」をフラットから
見直してみました。
NGC2023_17_new_final


左上のバーナードループをもう少し出したいし、赤がちょっと足りない気がしますが、少しはイメージに近づいた気がしますがいかがでしょうか?

素材はだいぶ集まって来たので、天気の悪い時には少しづつ画像処理の練習をしていこうかと思います。

2月2日~3日の遠征結果

先週の土曜日にいつもの場所に遠征して来ました

この日は金曜日の快晴とは裏腹にスッキリしない空模様でしたが、
前の職場の同僚E君が初遠征デビューすることになり、途中で曇られてもそれが遠征だろうということで出かけることにしました。

GPVのお告げによれば最初は快晴でも午後9時頃には雲が広がる予報でした。
現地に午後6時過ぎに着いて早速1番目対象を撮影しました。

ぎょしゃ座勾玉星雲と骸骨星雲 IC405&IC410
IC410&IC405_final_15_25
2019/2/2 19:34- 
FS60CB+F6.2Flatner NikonD810A 300secX15 ISO1600
StellaShotにて撮影&ディザガイド
StellaImage8、FlatAidePro、PhotpshopCS5にて各種処理

午後9時近くになると本当に西から雲が湧きだして曇ってしまいました。
それでもところどころに星は見えるので一緒に出掛けたK君と
初遠征のE君の3人で星談議に花を咲かせました。

次に晴れるのは午前2時頃とのGPVのお告げなので、車内で暖を取りながら仮眠です。
何を撮るか決めていなかったのでstellashotの星図を見ていると
昨年12月に発見された岩本彗星(C2018Y1)が見頃のようです。
最初は彗星単体で撮影していましたが、画面の端にソンブレロ銀河が写っていたのでソンブレロ銀河とのツーショットを狙ってみました。

C2018Y1(岩本彗星)&M104(ソンブレロ銀河)

IWAMOTO&M104_final25

2019/2/3 2:42- 
FS60CB+F6.2Flatner NikonD810A 60secX7 ISO3200
StellaShotにて撮影&ディザガイド
StellaImage8、FlatAidePro、PhotpshopCS5にて各種処理

この枚数では尾の存在は分かりませんが、彗星らしい発色が美しいです。
この後すっかり快晴になりました。
久しぶりにマルカリアンの銀河鎖を朝までたっぷり撮影することにしました。

マルカリアンの銀河鎖(Markarian's Chain)

289491f4.jpg

クリックすると大きくなります(↑)
2019/2/3 3:09- 
FS60CB+F6.2Flatner NikonD810A 120secX16 ISO3200
StellaShotにて撮影&ディザガイド
StellaImage8、FlatAidePro、PhotpshopCS5にて各種処理

どういう訳かガイドが途中で暴れだしてしまい、途中からノータッチガイドでしのいだので枚数が足りなくなってしまいました。
気温は-6℃。当地としてはこの時期普通の気温です。
初遠征のE君は寒さが堪えたようで車から降りて来られなくなりました。やはり冬場の遠征は寒さ対策が一番です。

それでも、途中で5時間曇られましたが3対象をGETすることが出来てとても楽しい遠征でした。

今週の新月期は小雪交じりの天気でしたので、次はいよいよ長焦点による銀河祭りへの参戦ですね!


新年初遠征!&ブログ開設12周年!

連日晴天の続いた東京です。
ここまで良く晴れたのは何年ぶりでしょうか?

体調はまだ不十分でしたが、前の職場の同僚と一緒に
3日から4日にかけていつもの場所に遠征して来ました。

今回はいつものFS60CBにフラットナーのシムリングを手に入れたのでそれでどういう効果があるのかを試してみました。
因みにフラットナーは話題の新型ではなくだいぶ前に手に入れた旧型です(^^;

レデューサーを付けた場合とピント位置が大幅に違うのに戸惑ってしまいました。

合焦の様子 (^^;

da63a372.jpg

最初はカメラのモニターに何も写らないので焦りました。
徐々にノブを引き出すと何やら星が見えて来ましたが、
でもピントノブを目一杯引き出しても合焦しないのです。

ケースから眼視用の延長筒を取り出してようやく合焦しました。
10枚目でようやくシリウスでピントが合わでられました(*^^)v


久しぶりに赤道儀を設定しての撮影でした。
本来なら1対象をじっくりと撮るべきなのでしょうが、
この日は欲張って3対象も撮ってしまいました。

共通設定
20190103-4 富士河口湖町 気温-4°~-6°
鏡筒 FS60CB Ð=60mm フラットナーF6.2 FL=372mm
架台 Vixen SXP赤道儀
ガイド33mm F4ガイド鏡 QHY5LⅡMガイドカメラ
ステラショットによるオートガイド(ディザガイド)

撮影対象

①馬頭星雲&M78&バーナードループ
NGC2023&M78_final25

クリックすると大きくなります(↑)
1/3 22:23-23:39 
NikonD810A 180X17 51分 ISO1600 25%縮小

372mmフルサイズではメインが端に寄ってしまいちょっと間抜けな構図ですね(^^ バーナードループはちょびっとだけ!
色味ももう一工夫必要な気がします。アドバイス願います。
ここはレデューサーを取り付けた構図の方が良さそうです。


②オリオン座大星雲 M42
M42_final25

                    クリックすると大きくなります(↑)
1/4 0:20 
NikonD810A  NikonD810A 180X12 36分 ISO1600 25%縮小

南側の分子雲を考えて上構図にしてみましたが、思ったほどモクモクが強調出来ませんでした。


③薔薇星雲 NGC2237-9,2246

7739c8c4.jpg

                    クリックすると大きくなります(↑)
1/4 1:43 
NikonD810A 300secX20 100分 ISO1600

最後に撮った薔薇は殆ど山際の木々にかかるまで撮影を続けました。そんなわけで最後の数枚は没になりましたが、自分としては久しぶりにじっくり撮影出来たと思います。

シムリングを入れたフラットナーはフルサイズデジカメでも使えそうな感触を得られました。

時折突風が吹いていくつかの画像が没になりましたが、
最後まで快晴に恵まれた楽しい遠征でした。
友人と一緒に星見をしながらの遠征は本当に久しぶりでした。
流星群の撮影も考えていましたが、余裕がなくて眼視のみでした。

画像処理の方法も忘れていて思い出しながら処理をしました。
今年は少しずつですがじっくりと素材を揃えて、
丁寧で美しい処理が出来るようになれば良いなと思います。

お蔭さまでブログ開設12周年を迎えました。
これからもよろしくお願いします。




謹賀新年!

旧年中は大変お世話になりました。

昨年は、新月期の週末になると必ず天気が下り坂というパターンが多く思うような星見も出来ませんでした。
惑星では火星の大接近が一番メインでしたが、肝心の最接近を前にして大規模なダストストームで模様がほとんど見えなくなったのはちょっと残念でした。
最接近時の火星
cb7574c4.jpg



秋から少し体調を崩したこともあって、撮影はしても処理が未完で
ハードディスクの肥やしになってしまいました。

この年末年始は、今までの悪天候を取り返すような好天が続いています。早速近所の神社に初詣を済ましてきました。

b8fd29c8.jpg


並んでいる間に振舞われる甘酒の美味しいこと!!2杯お替りをしてしまいました。

そして朝は、お決まりのお節料理で乾杯です。
1cf435ff.jpg



遠征については、近場の遠征地を探してかなり彷徨いました。
多摩川沿いや八王子、相模原、藤野の10か所近くを訪れましたが
どこも夜間閉鎖の憂き目にあってしまいました。

オリオン座グルグル
36aab4ff.jpg

2017/12/15 23:15-
Canon EOS_KissX2 SIGMA10-20mm 10mm F3.5 30secX13  ISO1600

取り敢えずJPEG固定撮影でグルグルを撮り始めたら管理人さんから
退去命令(^^; 赤道儀を組み立ててじっくり撮影することは出来ませんでした。
JPEG固定撮影ですが、無理やり4枚コンポジットしたらウィルタネン彗星が写っていました。

    46P ウィルタネン彗星  藤野某温泉駐車場
f47a7057.jpg

固定撮影のコンポジットは周辺部がかなり歪みますね(^^;


年末に上野原と大月の遠征地の下見に出かけましたが、この2か所も
談合坂スマートの工事で閉鎖されていたり、大月の方は夜間の道路地図では入口を見逃してしまったようです。
で、結局夜半になってからいつもの富士河口湖町に出かけました。

オリオン座
88882ad4.jpg

2018/12/30   00:31-
Canon EOS_KissX5(新改造) EF50mm F1.8→2.8 120secX24 ISO3200
CD-1改赤道儀 ノータッチガイド 25%に縮小

エンゼルフィッシュも魔女も途切れてしまいました(^^;

コーン星雲(NGC2264)&バラ星雲(NGC2237-9)
87995c83.jpg

2018/12/30 02:43-
Nikon D810A  SIGMA 135mm F1.8→2.8 60secX24  ISO1600 
CD-1改赤道儀 ノータッチガイド 一部トリミングの上25%に縮小

コーン星雲とバラ星雲の方は月が昇ってからの撮影で周辺部のカブリが撮りきれませんでした。画像処理の仕方も大分忘れてしまいました。

今年は何とか体調を万全にしてもう少し遠征に出かけられたらと思います。画像処理の練習ももっとしなくちゃですね!

本年もどうぞよろしくお願いします。

Abba - Happy New Year
音楽の再生は▶をクリック!


月明期の遠征に強力な武器登場!

先週28日の日曜日に遠征して来ました。
月齢19、満月から4日後の遠征です。
月の出は19時43分。
通常なら翌週に備えて色々準備をしている所ですが、

今年の天気は必ずと言って良いほど新月期の天気が悪~い!!
折角準備しても一枚も写真が撮れな~い!!(ハズキルーペ風

そんな中で登場したのがこれ(↓)です。
AstroDuoーNarrowBandフィルター
24616b4a.jpg


分光特性はこのようになっています。
2c9301e8.jpg

フィルター1枚でHαとOⅢのみを12nmの幅で通します。
月明期はデジカメではHαで撮るしか方法がありませんでしたが、
これで冷却CCDがなくてもデジカメで遠征に行かれます。

しばらく在庫切れで待たされましたがようやく届いたので、実際にどんな写りがするのかいつもの富士山周辺に出かけて来ました。月明期なのにスカイフラットを撮ってしまい、フラット処理が全く合わなかったり、月明の影響でカブリ処理が結構大変だったりしましたが、新月期に遠征するのとほぼ遜色のない結果が得られました。ただし48φのフィルターをFS60CBのレデューサーに装着するのは一工夫必要でフラットナーのように先端に取り付けが出来ません。接眼部とレデューサーの間に挟み込むようにして装着しました。

(1)網状星雲(Veil Nebula NGC6979 NGC6992-5)

9026fe7b.jpg

クリックすると拡大します(↑)
20181028 21:48- 180secX4 ISO3200
FS60CB C0.72RD(D=60mm fl=255mm F4.25) NikonD810A
Mount VixenSXP Guide 32mmF4 QHY5L2M Stellashotで撮影
Stella Image8で現像、composite、FlatAidePro、PSCS5で各種処理の上25%に縮小。

最初に狙ったのが西に沈みかける白鳥座の網状星雲です。
色味が若干ノーマルのRGBとは異なりますが、月があっても
  しっかり写ったのはちょっと感動しました。
  アングルを大きくミスったので大幅にトリミングしています。

(2)北アメリカ星雲&ペリカン星雲(NorthAmerica nebula & Pelican Nebula NGC7000 IC5067-70)

4eb1898d.jpg

                      クリックすると拡大します(↑)
20181028 22:42- 180secX12 ISO3200
FS60CB C0.72RD(D=60mm fl=255mm F4.25) NikonD810A
Mount VixenSXP Guide 32mmF4 QHY5L2M Stellashotで撮影
Stella Image8で現像、composite、FlatAidePro、PSCS5で各種処理の上25%に縮小。

  赤はいくらでも強調出来るのでやや加減しています。
  ちょっとノッペリしてしまいましたかね?(^^;

(3)ハート星雲&胎児星雲(Hart Nebula & Soul Nebula IC1805 &IC1848)
15802854.jpg

                      クリックすると拡大します(↑)
20181028 23:45- 300secX4 ISO3200
FS60CB C0.72RD(D=60mm fl=255mm F4.25) NikonD810A
Mount VixenSXP Guide 32mmF4 QHY5L2M Stellashotで撮影
Stella Image8で現像、composite、FlatAidePro、PSCS5で各種処理の上25%に縮小。

 露出を1枚5分に延長したみましたが、月明かりがあっても
 それほど飽和しません。ナローバンドフィルターの威力です。
 でもフラットが超難しい!途中でギブアップしました。

(4)アンドロメダ大銀河Andromeda Galaxy、M31、NGC 224)

445d863b.jpg

                      クリックすると拡大します(↑)
20181029 00:53- 300secX8 ISO3200
FS60CB C0.72RD(D=60mm fl=255mm F4.25) NikonD810A
Mount VixenSXP Guide 32mmF4 QHY5L2M Stellashotで撮影
Stella Image8で現像、composite、FlatAidePro、PSCS5で各種処理の上25%に縮小。
  
 こちらも強調すると背景ムラが目立つのでそれほど強調出来ません。でも背景にポッカリ浮かんだ大銀河が宇宙の広がりを感じさせてくれますね。

試写を兼ねてこの秋撮りたかった主な対象を一気に撮ってみました。アングルがおかしかったり、フラットがどうしても合わなかったり処理は苦労しますね。しかし、月明かりが煌々と照らす中で、これだけ撮影出来ることが分かっただけでも大いに収穫がありました。

次からは1つの対象をじっくり狙ってみようと思います。

AstroDuoーNarrowBandフィルター 万歳!!

再生するにはをクリック!
BGM:Earl Klugh - Nightsongs



一角獣座M50を横切るジャコビニ・チンナー彗星(21P/Giacobini-Zinner)

新月期の今月7日~8日にかけて
富士見高原に出かけて来ました。

前日までは快晴の予報でしたが、7日当日になると関東一円あまり予報が宜しくありません。SNSやLINEではそれでもどこに行くかでかなり盛り上がってました。色々考えあぐねていたら出かけるのが午後9時になってしまいました。
それでもGPVの予報では午前2時前後には晴れるだろうとのお告げです。ならばジャコビニ・チンナー彗星でも写せれば御の字ということで出かけました。

ところが現地に到着すると空は一面の雲に覆われています。
ところどころ星空が見えることが有りますが、北極星は全く雲に覆われていて極軸合わせが出来ません。その上、せっかく作った透明バーティノフマスクと反射には必須のコマコレクターを置いてきてしまいました(^^;

まあこんな天気だから仕方がないと屈折用の0.6Xレデューサーや0.8Xのレデューサーが合焦しないか試してみたり(結局合焦しませんでした)して晴れ間が来るのを待ちます。しかしどうも雲の流れが遅いです。
午前1時を回ってようやく極軸を合わせることが出来ました。しかし空は一向に晴れません。諦めて撤収しようかとも思いましたが、来週の合宿の準備を兼ねて2か月ぶりに出かけて来たので少しでも晴れ間があるところに鏡筒を向けてアラインメントを取りました。
午前3時を回るとオリオン座やおおいぬ座の星が時折顔を覗かせます。
2分ノータッチガイドで何枚も撮りましたが、殆どは雲ばかりのフラットのような画像で、結局処理できそうな画像は3枚だけでした。

New21p_33
クリックすると拡大します(↑)
2018/10/8 3:45-
BKP130(D=130mm F5) CanonEOS60D 120secX3 ISO3200 
ステライメージ8にて現像&コンポジット。FlatAidePro、PSCS5にて処理のうえ
33%に縮小の上一部トリミング

短焦点の屈折で南のワシ星雲とのショットも考えましたが、南側は更に雲が多かったので諦めました。
こんな画像ですが、ボウズを免れることが出来て
思い切って出かけた甲斐がありました。

ジャコビニ彗星の日 松任谷由美
再生するには▶をクリック!

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