意表をついて今回の遠征最後の画像からアップします。
午前4時を回ってそろそろダークでも撮ろうかと思っていましたが、
あまりに空が良いので早くも夏の赤い星雲に行ってしまいました。
 
d203d0f4.jpg

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2013/3/17 04:06-
VixenR200SS BarderMPCC MkⅢ Canon EOS_KissX5(新改造)480secX4 ISO1600
PSCS5にてRAW現像 SI6.5にてComposite PSCS5にて最終調整 33%Resize
 
M8(NGC6523+NGC6530) いて座/散光星雲
赤経 18h03.7m 赤緯 -24゚23'
光度 6.0等 視直径 90'×40' 距離 4,850光年
 
さすがに5枚目以降は4:40を回ってしまい、画像はすっかり
真っ白に飛んでしまい使えませんでした。
何とか使えそうな4枚をコンポジットし、
ダークもフラット省略して処理も軽めに抑えました。
 
結果は『R200SS結構やるじゃん!』
今までR200SSの像が良くないのは鏡筒のせいかと
思っていましたが、自分のせいだと分かりました(笑)
 
急遽ピントマスクを自作し、光軸調整もやり直した甲斐がありました。
ガイド鏡を変えてピントがシャープになり、過剰補正気味だったため
PHDの設定値Agressivnessを少し落としたのも効いたのか、
風も止んだせいなのか、この時はガイドグラフもまっすぐでした。
 
気の早い対象ですが、
これからの本番に向けて良い練習になりました。