昨夜は久しぶりの好シーイングが期待出来ました。
 
喜び勇んで帰宅しようとすると京王線が人身事故で2時間以上STOP!
横浜からの帰宅に3時間以上かかってしまいました。
でも木星は我が家からは南中を過ぎて西に傾かないと撮影出来ないので、
その時間が来るまで、しばらくやっていなかった画像処理の練習で
昨年撮ったバラ星雲を再処理しました。
 
薔薇星雲:NGC 2237-9,NGC 2246
 
519021e2.jpg

クリックすると拡大します(↑)
2013/1/13 4:52-
GINJI150FN BaaderMPCC MkⅢ CanonEOS_Kissx5 TV:600sec ISO1600
RAP2 PSCS5で各種処理の上25%resize

 
今回はぴんたんさんのフラットエイドを使った星マスクを使わせて
もらいました。輝星の肥大を抑えるのにはとても効果的ですね。
でもちょっと輝度を抑えすぎてしまいましたかね・・・(^^;
薔薇の色合いをどの程度にすれば良いのかいつも迷います。
星もピンクに転んでいるのでやっぱりやり直しですね。



 
25日の木星
 
こちらはほぼ3週間ぶりの木星で、衝を迎えてから初めての撮影です。
今まであまりにも酷いシーイングで撮影出来ず、この日も思ったほど
シーイングが良くなくて小刻みな揺らぎが目立ちましたが、
ようやく木星らしい画像を撮ることが出来ました。
 
4cdbbf6d.jpg

クリックすると拡大します(↑)
 
早い時間なら大赤斑がこちらを向いていましたが、この時間には
裏側に回ってしまい、正面には永続白斑BA、そして西側に出てきた
衛星イオとその陰が主役でしょうか。
とりあえず2枚並べてその動きを捉えました。
南赤道縞(SEB)に比較して北赤道縞(NEB)が半分程度の
細さになって来たのも分かりますね。
いつもこの程度に見られれば撮影を続けられるんですけどね・・。
 
得意な方は立体視にチャレンジしてください。
IOがぽっかり浮かんで見えます。 
 
BGM:The days of wine and roses sax