関東もとうとう梅雨入りしてしまいましたね。
しばらくは綺麗な星空を眺めることも出来ないでしょう。
そんな時に処理する画像があるのは救いです。
と、言ってもこれでおしまいなんですけどね・・・(^^;
 
まず前の記事でご紹介したソンブレロ銀河M104です。
 
3e8b06fd.jpg

クリックすると大きくなります(↑)

背景をニュートラルグレーからややBに振って深宇宙を表現してみました。
と言うのは言い訳であまりにもモノトーンだったので色を付けました。
この土星のような銀河は見れば見るほど味があってとても好きな銀河です。
右斜め上に3つ並んだ星がとても良いアクセントになっていますよね。
 
撮影時に構図の調整が不十分だったのですが、カメラを回転させて合わせると軟な接眼部のピントがずれるので処理した画像をトリミングして調整しました。ガイドが暴れて星が楕円になっているのがちょっと残念です。
 
 

そして2つ目は夏の定番三裂星雲M20です。
 
0e2a774d.jpg

クリックすると大きくなります(↑)
2014/6/2 0:23-
GINJI150FN BarrderMPCC MkⅢ 
CanonEOS60D(Seo-cooled SP3C)UIBERⅢ Filter
Tv:480secX8 ISO1600 PSCS5でRAW現像 si7でcomposite
PSCS5で調整、25%resize 

こちらは、午前0時を回ってから1時半過ぎに撤収するまでしか
時間がなかったので尻切れトンボの感は否めませんが、何とか
星雲の周りに広がる青いガスや南部の赤い散光星雲領域が写ってくれました。
ちょっと彩度を上げすぎたのと、フラットを撮っていないので背景が斑ですね~。
 
この時の撮影風景が前の記事のこの写真です。

撤収間際だったのがバレバレですね~(^^;
 
 
同じ晩の撮影なのに、春の系外銀河の背景の星々と夏の天の川の中にある
背景の星々でこんなにも違いのあるのが面白いですね。
 
   次の新月期も何とか晴れてくれませんかね~。
 
BGM:Dream Come True - earl klugh