6月初旬に大規模なダストストーム(砂嵐)で
全体を覆われてしまった火星が
7月31日に地球に最接近しました。

TVでも大きく報道されましたので、夜に東の空から昇る異常に
赤く明るい星を皆様もご覧になられたのではないでしょうか?
火星は楕円軌道を回っているので約2年2か月毎に接近しますが、
今回は中でも2003年以来、15年ぶりの大接近です。

いささか古新聞になってしまいましたが、この31日から
1日にかけての火星をまとめて並べてみました。
一番左が可視光、真ん中が赤外線、右がアストロアーツの
シミュレーション画像です。
ダストストームが収まれば一番右のような画像がみえるの
ですが、今は漸く少しずつ収まっていく途中のようです。

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今は我が家からは見られない金星を加えると4惑星が次々に
空を賑わしてくれるので、惑星屋さんは休む暇がありません。

私も起床→出勤→帰宅→撮影→就寝→起床→出勤→帰宅→撮影
の繰り返しで、処理をする時間が全く取れませんでした。
睡眠時間はほぼ連日4時間でかなり老体に鞭を打っての撮影です。

 15年前は家庭の事情で満足に火星を見ることが出来なかった
ので(これが天文再開のきっかけになりました)、
砂嵐で表面が良く見えないながらも良い記念になりました。