まったく晴れませんね~!
これだけ星も見えないと天文ブログは閑古鳥
とりぷるあいさんが擬似星シートで面白い実験をしているので、私もやってみました。
 
まずはA4用紙にたくさんの白点を打ってこのようなシートを作ります。
03cae327.jpg


これをカメラレンズで試してみます。
(1)キットレンズのEF55-200mmの200mm位置での撮影です。
da313265.jpg


見た感じ周辺部まで全く問題ないように見えますね。
 
 
(2)FD100mm f2.8にFD-EOSアダプター(X1.4)をつけての撮影です。
62bc5625.jpg

以前星景写真で使った時にハロで周辺部が酷かったのですがこれではあまり気になりません。
やはり点光源の星の微妙な感じはこれでは掴めないのでしょうか? 
 
 
(3)古いオートニッコール135mm f2.8にNIKON-EOSアダプター
   をつけての撮影です。
7606f550.jpg

これも以前入手していたものですが、まだ星景写真に使ったことはありません。
この星像を見る限り何とか使えそうな感じですが、実際はどうなのでしょうか?
周辺部のゆがみは気になりませんがハロの様子は掴めません。


次は自作レデューサーのテストです。
自宅で一番距離の取れる奥の部屋にシートを吊るし、それを玄関付近の廊下から撮影します。
それでも狭い我が家では約10mの距離を取るのがやっとです(^^ヾ
延長筒をつないでやっと合焦させました。
 
7215cd55.jpg

中央部だけを使えばまあまあの点像を維持していますね。 
これを画面の四隅に持って行って撮影したものを組み合わせます。
 
(1)miniBORG60EDのノーマル画像です。
f18fa33b.jpg

周辺部がかなり流れていることが分かります。

(2)BLANCA110ED用に作ったクローズアップレンズNo4(f=250mm)
  による画像です。
fa0f0db5.jpg

周辺部は若干改善されましたがまだかなり流れています。

(3)miniBORD用に作ったクローズアップレンズNo3(f=330mm)
  による画像です。
d5e51814.jpg


これでも周辺部はまだ流れているようですが(2)のNo4より多少は良いようです。
miniBORGではNo3の方が相性が良いようですが、中心部と周辺部で
ピント位置が異なるようです。画面全体の最適ピント位置を探す必要がありそうです。
 
早く7887の販売が復活して欲しい今日この頃ですね~。
その前に早く晴れ間が欲しいことは言うまでもありません♪
 
ちょっとマニアックな記事で失礼しました(^^ヾ