既にご存知かと思いますが、
りょうけん座の子持ち銀河に5月31日
超新星が出現しました。
発見時は14等星だったものが
だんだん増光し今は11等台になっているようです。

石垣島天文台105cmむりかぶし望遠鏡で
花山秀和研究員の捉えた画像をお借りしました。
70df99cf.jpg


地球からは新しい星が生まれたように見えるけれど、
実際には星の終焉の大爆発の光が、
約3000万年かかって今ようやく地球に届いたのです。
何と宇宙は悠久の時を刻んでいるのでしょうか!?
 
先日のゲリラ遠征の時に残念ながらこの情報を見落として
いたのでなんとも惜しいことに撮影することが出来ませんでした。
でもブロ友のsteorraさんが乙女高原で見事に
この現象を捉えていらっしゃいます。
 


 
あれ以降天気も全く良くありません。仕方がないので、
この超新星出現前の3月に撮影した画像で前回
記事に使わなかった画像を再処理して見ました。
 
c9596f50.jpg


やはり同じ位置にこの星はまだ見えていないようです。
今回はよっちゃんの記事にヒントを頂きSI6で現像してみました。
予め手動で大まかにホワイトバランスを調整しておくことで
その後の処理がかなり楽になりました。
Hαの赤い雲が写っていないので色見に乏しいのが不満ですが、
前回よりは少しは見栄えがするようになったのではないでしょうか?
 
まだまだ画像処理の修行は続きます(^^ヾ
 
BGM:MOON AND THE STARS - EARL KLUGH